「 弥生小学校再考 」の連続掲載について

 去る7月4日元町の遺愛幼稚園において、川島智生氏(神戸女学院大学講師・建築史)を講師に向かえ、リノベーション説明会と住民との懇話会が開催されたことは、以前に本ブログでも取り上げました。
 その川島智生氏がこの度「函館の歴史的風土を守る会」の会報誌(9月号)に、「彌生小学校学舎が語ること−近代函館建築の金字塔」と題して寄稿を行なっておられます。

 当初、この寄稿全文を本ブログで取り上げようと考えましたが、二回に分けての掲載ということと、承諾が得られたとしても会報誌への掲載後となる為に、同会報誌と平行して、独自の連続掲載を行なうことを決意いたしました。


 またこの連続掲載の目的は、現在開催中の函館市議会での弥生小学校問題を再提起する動きに対し、改めて弥生小学校とその時代背景を認識していただく為と、函館市の解体へ向けての硬直した姿勢に対し、もう一度この函館市民共有の文化財である弥生小学校の建築的価値を、全ての市民の皆様に知っていただきたいという思いからです。

 長文ではありますが、最後までお読み下さることを願っております。
 

尚、川島智生氏の論文「彌生小学校学舎が語ること−近代函館建築の金字塔」は、「函館の歴史的風土を守る会」の来月号での掲載が行なわれ次第、本ブログへの掲載を改めてお願いしたいと考えております。

                        2009年9月11日

                    yayoizaka

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